身体を温めるって大切ですね

三井温熱ZOOM講座を受けました

三井温熱ZOOM講座 参加者は5名+講師の先生。我が家から2名、もう一方もご夫婦で2名、定員が4名でしたが、福岡の温熱師の先生も参加されました。ご夫婦で参加された方は、奥様が旦那さんに温熱をすすめたそうです。旦那さんは心臓が悪く循環が悪いため、低体温で悩んでいたそうです。また、癌になりたくないから体温を上げたいと言っていました。たしかに、癌細胞は40度以上の熱で死滅すると言われていますから、癌の予防や治療に温熱はとても効果的なんですよね。いろいろな思いでたくさんの方が温熱を利用しているのだなぁと勉強になりました。

スライド講義1)夏こそ冷えやすい!

冷える

はじめに、夏こそ冷えやすいから温熱が大事というお話がありました。
汗をかくこと、冷たいものをのむこと、薄手の服を着ること、肌の露出が多いこと、汗をかくこと、室内と外の温度差がおおきいこと、などにより自律神経の働き(体温調節)が乱れやすい。また、シャワーだけで済ませてしまうのがやはりよくないそうです。そして、夏に体を冷やしてしまうことで、秋から冬の体調不良になりやすいので、一年を通して温熱が大事なのだそうです。

スライド講義2)肩こりに対する温熱

肩こりの方は、胸こり=腕こりにもなっている。横から見ると方が体の前側に入り込んでいる「巻き肩」になっている人が多いそうです。これに関しては、私もいろいろな方の背中を温めていますが、「ほとんどの人が巻き肩」なのではないかと思います。
温めるところは、手首からひじにかけての前腕+大胸筋(上腕骨と胸骨をつなぐ筋肉)+小胸筋(鎖骨と肋骨をつなぐ筋肉)を温めるとよいそうです。肩こりというとつい肩を中心に温めてしまいますが、順番的には末端から温めてゆるめてゆくということですね。納得!筋肉のイラストも紹介されていて、イメージがつきやすく勉強になりました。

スライド講義3)甲状腺を温めることが大事

特に女性は、甲状腺を温めることが大事だそうです。甲状腺は脳下垂体から指令を受けてホルモンバランスをとっているとても大事な組織なので、すべての人が温めたほうがよいということですね。甲状腺に関しては、大事すぎるし、奥深いので今度、甲状腺のことだけを記事にしたいかんじです。

スライド講義4)おなか回りを温めるポイントは?

おなか全体を温めることも大事ですが、おへその右側 十二指腸のあたりから温めるとよいそうです。胃からまず十二指腸へ食べたものが送られるだけでなく、いろいろなストレスがかかる所ですから、がんばって!という意味でも温めて血流をよくしてあげたい感じですね。

スライド講義5)腰痛に対する温熱

腰痛には「仙骨を温める」ということはイメージがつきやすいですね。スライドの解剖図をみるとわかりやすいのですが、仙骨は、腹部大動脈が左右の下肢に分かれる分岐部と同じ位置にあります。そして、仙骨からは坐骨神経がでているので、腰痛+坐骨神経痛がセットで症状として現れるのですね。坐骨神経痛は、おしりの筋肉の方向につながっているのでおしりも温めるとよいそうです。

まとめ

温める

今日の講座は、基礎の基礎なので、まずは胸(肩)・甲状腺・十二指腸・仙骨(+おしり)を温める。それから、自分の気になる部分を温めるとよいということでした。
さらに自分の気になる所をケアする方法を知りたい方は、追加の講座をうけるとよいですね >ホームケアコース