足の疾患の改善に強くなる! オンライン足病医学基礎セミナーを受講しました。
仕事を辞めたからといって、仕事がないわけではない状況なのですが、このタイミングで、このサイトにであったのも何かのご縁かなぁと思います。ちょっとのんびり休むつもりだったのに、いつもこんな感じで、次なる課題が目の前に現れるのですね。今回は、zoomで1時間ほどの講義を受けました。というか、受講者はミュートにしていたので、ずっときいているというかんじでした。短い時間だから仕方ないですね。最後の質疑応答も質問がなく、ぴしゃっとおわりました。
私と同じことを言っている人がいる!
「足の指を広げちゃいけない」「5本指靴下はよくない」「呼吸がゆっくりな方が健康的」「お風呂で温まった方がよい」などなど私がいつも伝えていることと同じこと言ってくれている人がいる・・・そして、なにより「外反母趾に対する考え方」にとても共感ました。やっぱり足部は体の土台だから、足部は大事だよね。足部のバランスが崩れると体の前部に不調が現れるよね。
足部の回内(プロネーション)、回外(スピネーション)が大事!
講師の中島武志さんは、ご自分がけがや腰痛で困っていたちょっとダメな感じの方だった様子・・・こんな経験をへて「生活習慣・動作を変えることで、トラブルを起こさない!再発しない」ということをコンセプトに2013年から治療をはじめたそうです。そして、「外反母趾」という言葉をキャッチコピーにとりいれてからお客さんが増えたそうです。以下、講義内容をさっぐり箇条書きでまとめてみます。
- アメリカ足病治療(バイオメカニックス)生体構造力学をもとに、体が無理なく自然に動くような動作をすることが大切
- 外反母趾においては、歩くときのバランスが大切
- 歩行は、回外(スピネーション)と回内(プロネーション)の繰り返し
- 回外(スピネーション)=歩行しているときの8~9割がこの状態で安定しているが、着地するときは、衝撃が強すぎる。
- 回内(プロネーション)=歩行しているときの1~2割がこの状態で、着地するときだけ回内する。衝撃を吸収してくれるので、一時的に骨が広がる(ばらける)状態になる
- 回内(プロネーション)の状態で歩き続けることでオーバープロネーションとなる
- オーバープロネーションで歩行することで、けりだす動作が加わることで、外反母趾になりやすくなってしまう
- 外反母趾は、骨がゆるんでグラグラになり、姿勢もわるくなる
- O脚になると、おしりが広がる
- インソールで土踏まずをあげてしまうと回内ができなくなってしまうので危険。
- やっぱり歩き方が大事!
- 外反母趾の方は、角度を測りましょう。
- 35度以上曲がっていると治しにくい。
- インストラクター養成講座がありますよ!のお知らせ