予防と治療の関係

意識

意識がない!血が噴き出ている!骨が折れた!皮膚がざっくり切れている!など、病院で緊急処置、治療が必要なことは、通常の日常生活では日々起こることではありません。夜の救急病院で働いていた時も、救急車で来られる方のすべてが緊急処置、治療が必要な方ではありませんでした。

予防も治療も病院でいいの?

「予防=ケア(手あて)」「治療=キュア(治す)」なのですが、予防が必要な方も、治療が必要な方も、病院に来てしまうのが今の日本の病院のスタイルです。こまったらとりあえず病院に行く・・・感じです。ここをきちんと分けないと、予防=ケアでよくなる方も、治療になってしまうということなのです。治療となると、薬(体に負担のかかる化学物質)や処置(麻酔をかけて、悪いところを切除)によって、よくなるためにしたことで、新たな問題が生じてしまうこともあります。

予防と治療の違いを知る

言葉の意味を説明をすると「予防=ケア(手あて)」「治療=キュア(治す)」です。残念ながら、日本は、ほとんど予防に力を入れていません。予防=健康診断、予防=検査と、思っている方もいるかもしれませんが、検査は予防ではありません。検査は、異常がないか確認する方法ですし、病院で予防方法を医師に質問している方がいますが、治療を学んだ医師は予防については伝えられていません。

正しい予防(ケア)方法を知る

どんな病気でも症状でも、予防=ケア(手入れ)が大事です。だれでもが思うことですが、これがなかなかうまくいかない・・・もちろん自分でケアすることが大切なのですが、いろいろな情報やサービスをうまく利用してケアすることもひとつの方法です。ここで大切なのは、方法が間違っていると予防にならない!ということです。このケースも多いのですが、ケアしてもよい状態を保てないのは、何か間違っている・・・ということになります。予防(ケア)の専門家に相談することが大切です。

病院のほかにきちんと相談できる場所が必要

予防をしっかりすることで、身体に負担をかけることなく、治療に至らなければそれに越したことはありません。逆に、治療をして症状が改善したら、治療が必要な状態にならないように予防(ケア)をしっかりしてゆくことも大切です。この二つのバランスをうまくとれるような環境が必要ですし、ひとりひとりがこの予防と治療を分けて考える意識も大切です。そして、いちばん望むことは、病院ではない相談できる所のようなところが必要ということです。相談できる所・・・ちょっと弱弱しい表現ですが、ここが病院と同じくらいしっかりとしていれば、予防も治療もしっかりできるのではないかと思います。