【手指消毒】手のひらが痛い・・・

しびれる

デイサービスに通っている80代の女性から「手のひらが痛い」という相談を受けました。話を聞くと、デイサービスで何かするたびにアルコール消毒をされるそうです。変な表現ですが、自分が必要と思っていなくても、何度も消毒することになるそうで、結果、何十回とするのだそうです。

乾燥しています

集団生活においては、消毒が必要なこともありますが、ちょっとやりすぎなのだなぁ、と思いました。手指消毒の成分にはアルコールが含まれていることが多いようなので、乾燥してしまったのですね。そして、その乾燥した手のひらにまた、アルコール消毒を繰り返すことで、手のひらの皮膚が薄くなり乾燥し、傷がついてしまったようです。

保湿が大事です

手のひらには、明らかに傷があるわけではないので、そんなときは薬ではなく、保湿をして皮膚を守ってあげましょう。おすすめの保湿剤は「ヴァセリン(←ローションタイプは水分が多いので、こちらがよい)です。このタイプのヴァセリンのすごいところは「皮下にしっかり浸透」して「持続効果が長い(24時間)」ということです。せっかく保湿しても、すぐにとれてしまったら効果がなくなってしまいますからね。

9月になって乾燥の季節になりました。手のひらだけでなく、全身ヴァセリンで保湿するとよいですね。