添加物と同じくらい気をつけないといけない「調味料」たち

嫌な気持ち

よい「塩」をとは?

塩をとりすぎると血圧が高くなる!なんてことを信じている方・・・使っている塩を見直す必要があるかもしれません。血圧が高くなるのは、「精製した塩(塩化ナトリウム)」だからです。これは人工的に精製することで本来の塩に含まれるナトリウムがなってしまいます。よい塩に含まれるナトリウムには、細胞を活発にする働きがあります。精製されたナトリウムが含まれていない塩を取り続けると代謝が悪くなり、結果、血圧も上がってしまうということです。

謎の多い「砂糖」

白い砂糖はよくないらしい・・・人工甘味料もよくないらしい・・・なんででしょう?太るからだけでしょうか?塩と同様「精製した砂糖」がよくないということです。黒砂糖に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がなくなってしまった状態なのです。精製した白い砂糖(三温糖含む)は、吸収がはやく急激に血糖があがり、そのあと急激に下がり低血糖(冷や汗、ぼんやりなど)になります。また、精製した砂糖をとると血液が酸性になり、これを中和するためにカルシウムを使います。カルシウムが不足するとイライラします。また、血液が酸性になることで、炎症が起こりやすくなります。さらに、余計なエネルギーを使うことで、身体が冷え、免疫力が落ちてしまいます。

人工甘味料は、精製した砂糖とはまた別の意味で、要注意です。お菓子屋、冷凍所品など加工食品に使われていることが多く、気付かないことが多いので「(脳が)だまされる」そして、自然分解されないので「環境汚染」にもなってしまうんです。特に、以下の3つは要注意です。コスト削減やカロリーさえ押さえればよいという偏った形で使われ、たとえ少量でも、結果、身体によくないものとなってしまいます。さらに、身体によくないものとわかっていても無意識に食べたい!・・・という衝動が抑えられなくなる中毒症状がおこることもあるそうなので、注意が必要です!

・要注意>アセスルファムK(砂糖の200倍の甘さ・・・なのに、カロリーゼロ)
・要注意>サッカリン(砂糖の200~700倍の甘さ・・・なのに、カロリーゼロ)
・要注意>アスパルテーム(砂糖の100~200倍の甘さ)

材料は3つだけ「醤油」

醤油の材料は「大豆・小麦・塩」です。しかし、そうでない醤油の方がたくさんあります。私的には「脱脂加工大豆」と書かれているものが「安い醤油」というイメージです。脱脂加工大豆は、油を搾った後のタンパク質を、醤油が作れるように加工したもので、どこの国の大豆かもわからないものだそうです。これはがすべて悪いわけではないようですが、結局、脱脂加工大豆だけでは、醤油っぽくならないので、いろいろなもの(添加物)をまぜてつくることになるので、結果、身体によくないものがはいっていることになりますね。

細胞にとって必要な「油」

油は、身体によくないというイメージもありますが、とる必要がある油があります。脳細胞と細胞膜は「油」でできています。この油が、身体によくないものだとすると、脳の細胞も37兆個の細胞の膜も弱ってしまいます。脳が機能しなければ、判断どころか考えることすらできなくなります。細胞の膜が弱っていると、体を守る力が弱ってしまいます。サラダ油とマーガリン、ショートニングは、食べるプラスチックともいわれています。化学分解して作られた物質です。オメガ6,3,9の油は、コレステロールを下げる効果もある油です。えごま、アマニ油は、火を通してはいけない油で、毎日ティースプーン1杯摂取します。

×よくない油 >サラダ油(オメガ6)・マーガリン・ショートニング(トランス脂肪酸)

  • 〇サラダ油の代わりに使える油 >こめ油(オメガ9+オメガ6+オメガ3)・菜種油(オメガ9)
  • △気をつけて選びたい油 >オリーブオイル(オメガ9)
  • ◎毎日少しずつとる必要がある油 >えごま・アマニ油・魚の油(オメガ3)

・サラダ油をわかりやすい説明してくれている本)サラダ油が脳と体を増やしている

発酵食品の代表「味噌」

味噌の原材料は「大豆・塩・麹」の3つです。さらに『国産大豆』で『無農薬』や『有機栽培』であればなおいいですね。店で売られている味噌は流通、販売の関係上、発酵をとめてあるものがほどんどです。それでも、菌が生きているままのみそがいい!という方は、自分で探してくださいね。そして、昭和の初めころは、味噌は家で確実来るもので、味噌を作るための「麹屋さん」というのがあちこちにあったそうです。我が家の近くには、江戸時代からつづく粷屋さんがあります。今は、麹と味噌と甘酒を売っています。

みりん

昔は砂糖が高価なもので手に入らなかった頃、みりんが砂糖の代わりだったそうです。今でも、千葉県佐原市にみりん屋さんがあります。先日、流山のみりんをいただきました。これがとても甘くて、お酒としても飲めるよ、と言われましたが、甘すぎて飲めませんでした。料理に使ってみると、うまみも加わって通常の砂糖を使った時以上においしくできました。いろいろ調べてみると、みりんには3種類あるようですね。我が家では、味の母を使っています。

  • 本みりん
  • みりん風調味料→これだけ発酵じゃなくてブレンドでつくっている
  • 発酵調味料(味の母 など)

だんだんシンプルになってゆく

まだ、どれを安全なもので、何を買ってよいかまったくかわからなかった頃、小さな自然食品のお店の方にいろいろ質問して、買っていました。いろいろ迷っているときにお店の方が「だんだんシンプルなってゆくのよ」という言葉に「すごい!」と思ったことを覚えています。「塩、しょうゆ、みそ、みりん、酢」よいものがわかれば、いろいろ買わなくてもよいので、時間の節約にもなるし、台所スペースもすっきりするということです。我が家もちょっとずつ、そんな感じになりつつあるかんじ・・・です。