フットケアのポイント「足裏、踵のお手入れ」

足裏、かかとの手入れも忘れずに

 足の裏・かかとには、適度に薄い脂肪があり、長時間歩いても痛くならない状態がベスト。硬くなってしまった足裏やかかとに直接、クリームを塗っても、あまり効果はありません。専用のヤスリを使い入浴前の皮膚が乾いた状態で、足裏やかかとの古い角質を軽く削ります。皮膚の防御機能、保湿機能を失わないよう削りすぎに注意し、1週間に1回程度のケアを目安にしましょう。

 足のトラブル防止には、足にあった靴、疲れにくい靴を選ぶことも重要ですが、足の裏全体を使って正しく歩くことを心がけましょう。そのためには、靴の中敷も有効です。靴底は案外固いので、歩行の衝撃を吸収する素材の中敷を入れると疲れがやわらぎます。最近では、左右の足のバランスのとれた歩き方をサポートし、足が疲れにくい中敷もあります。